自動それとも手書き?!
いろいろと勉強しているうちに、パソコン会計の弊害??に気がつきました。
どういうことかと申しますと、詳しく書いてみますね。
勉強の場合は仕訳から元帳転記や精算表の作成まで、すべて頭で考えて手書きで作成いたします。当たり前と言えば、当たり前ですが。
パソコン会計の検定試験は受けたことはございませんが、これは唯一の例外でしょうか?
通常は自動計算や自動転記はしませんので、電卓や頭で考えて手書きとなります。そうでなければ試験も成り立ちませんよね。
その一方で経理の実務ですが、もうほとんどパソコン会計と思われますので、領収証や通帳を見ながら経理ソフトに直接入力処理をされると思います。そして、領収証や通帳を保管いたします。
なかには領収証や通帳を見ながら、伝票をまず手書きで作成してから、経理ソフトに入力することを推奨している経理ソフトもあるようですが、少数派ではないでしょうか。この方法ではせっかくペーパレス化しているのに、伝票を手書きで作成するので時間がとてもかかり、効率も悪くなるのではないでしょうか。
この伝票を手書きされている企業様に、何社かご相談させていただく機会がございました。この伝票手書きで何期にも渡ってずっと処理されていましたので、改善をご提案しても抵抗感があり実現に至らない場合が多いです。
最近この手書きのトレーニングのために、簿記検定試験の問題集を購入してみました。ダントツで人気はとある資格学校の参考書&問題集でした。カラフルなページとイラストが勉強を楽しくさせますよね。
でも実務経験者のわたくしには、そのためにページ数の大幅増加が生じていることが納得できませんでした。この問題集を仕事の合い間に最初から最後まで勉強するのは、時間の制約がありますので挫折しそうだと思いました。
わたくしが選んだのは、中○経○社の○○簿記ワーク○○クでした。最小限のページ数で最後までお付き合い出来そうですし、説明も簡潔明瞭ですばらしい。わたくしが現役大学生の当時からございました。見慣れた構成で扱い易く、電車の立ち読みでも重くないのが嬉しいですね。
しかしネットのレビューには散々なことが書いてあります。
- 説明が不十分で使えない
- 試験範囲外の記載がある
- 値段相当の内容
初学者が選択する問題集ではもともとございませんので、仕方ないコメントですよね。わたくしはこの内容で充分ですし、ページ数が少ないので仕事の合い間でもこなせると思いました。
人それぞれですので実際には店頭で、レビュー等に惑わされないように、ご自分に違和感が生じないものを選んでくださいね。
おっとそれでは、今日も記帳代行の仕事を始めますか・・・。